Powered By Blogger

2010年2月21日日曜日

帽子の不思議

 最近、外食をするときに気になって仕方のないことがある。
それは、食事中も帽子をかぶっている人間がどこにでも一人はいると言うこと。
果たしてそれがどういう道徳的根拠があるのか明確ではないけど、私は子供の頃から食事のテーブル、卓についたときは、帽子を脱げ!と教えられてきたし、お店のドアを開けて室内に入った時点でコートやマフラーと共に脱ぐのは当然のことだと思ってきたが、そう思わない人種がいるというのには不思議に思う。
 例えば、寒い冬の登山の時や屋台のラーメンをすする時なら、もしかしたら防寒のために必要かもしれないし、頭部に世間に公開できないようなキズや髪の不自由さがあるのならそれも致し方ないと判断したいが、どうみてもどれにも当てはまらない若い連中に多いし、時にはその若者の横に座る親とおぼしき人間も一緒にかぶりながら食事する姿も見る。
 昨日も近所の焼き肉屋で、炭火の炎が目の前にあるのに、毛糸の帽子をずっぽりかぶった若者が、肉をしきりに裏返していたが、暑くないのか?帽子が焼き肉臭くなるぞ!と注意してやりたかったほどだ。何なんだろうな?帽子を脱ぐと髪型が乱れるのかな?それとも1週間髪の毛をアラって無くて、脱いだらふけが落ちてくると言うのかな?不思議で食事の味がわからなくなったくらいだ。
 まあ、そのレベルの店と人種だと言われてみれば、一緒に焼き肉をつついていた彼女らしき女性は、焼き肉の匂い以上に「臭い」香水をこれでもか!というくらい回りに漂わせていた。親の顔が見たいと思うシーンではある。